5月30日にFリーグが開幕した。
ペスカドーラ町田は今年1月にクラブハウスをオープンさせるなどチームのプロフェッショナル化を近年進めている。
昨季、シーズンの締めくくりに全日本フットサル選手権を制したチームは、新シーズン、リーグ王者名古屋オーシャンズに対抗する一番手と目されている。
そのチームをストライカーとしてけん引する毛利元亮に開幕したばかりの新シーズン、そしてチームについて聞いた。
ーー新シーズンが始まりました。今季のペスカドーラ町田、リーグをどう見ていますか?
「今季、町田としてはプロフェッショナルなチームに1歩近づくシーズンになると思います。ルーカス監督とは2シーズン目で彼とのスタートの年となった昨季と違い、積み重ねたものがあるので、チームの完成度は高く、優勝を狙うチームだと思っています。リーグ戦はこれまで振り返った時に『ここで勝っておければ』という取りこぼした試合があったので、昨季リーグ王者名古屋と対戦するまでに勝たなければいけない試合にしっかり勝っておくことが重要だと思っています。先日のゲーム(5月31日大分戦)で怪我をしてしまいましたが、みんなは勝ち続けてくれると思いますし、その力が今のチームにはあります」
ーー新シーズン、毛利選手自身のチームの役割は変わりましたか?
「(森岡)薫さん、原(辰介)さん、(野村)啓介くんがいなくなり、若い選手が増えました。今のメンバーはバナナ(ヴィニシウス)の次に伊藤圭汰さんでその次に(甲斐)稜人、(山中)翔斗と俺たちの世代なので、立場的には中堅になります。チームの中で中堅としての立ち振舞いをしなければいけないと思いますし、チームのパフォーマンスをさらに上げていくためにどうすればいいのかという話をよく彼らとしています」
ーーコート内での自身のプレー、役割も変化しましたか?
「今季になってから試みていたのは、もっと“ピヴォ”の時間を増やすことです。昨シーズンは自陣に落ちていくことが多かったのですが、今季はそれほど降りることなく、組み立ては同僚に任せて、自分はより相手のゴールに近い位置にいる時間を増やそう、高い位置にいて、仕事をするという取り組みをしています。ポジショニングを高くすることで、目的である1試合1得点、毎試合ゴールを奪いたいと思っています。今は怪我をしていて、コートに立てませんが、どのような工夫をすればいいのか、どこにポジションを取ればいいのか、チームを外から見ていきたいと思います」
ーーチームの環境も変わりましたか?
「常に使えるジムがクラブハウスにありますし、クラブはプロの環境づくりに向けて、動いています。真剣で真面目なクラブスタッフの方々がチーム、選手を支えてくれています。彼らは時に自分の時間を削ってでも、選手たちのために仕事をしていることを知っているので、その人たちのためにも結果で応えていかないといけません。ジムの話をしましたが、全体トレーニング以外の時間で、選手たちはやるべきことをやって、それぞれがパフォーマンスの質をもうひとつ上げなければいけないと思っています。町田がFリーグで優勝できるチームであることは、昨シーズンの全日本選手権優勝で証明できたと思います。だから、リーグではポイントを確実に積み重ね、取りこぼさないことが重要です。そして監督が『1シーズンだけの優勝を狙っているわけではない』と選手に言うように、町田は毎シーズン優勝するチームにならなければいけないと思っています」



