
中島圭太は、パルーロでスペイン3シーズン目を迎えている。
昨季スペイン2部で11得点を記録した21歳の日本人ピヴォに今季の目標について聞いた。
パルーロでの2シーズンを過ごした後ですが、クラブ、そしてスペインのフットサルへの適応はどう評価しますか?
「自分の中で1年目が本当に難しかったのを今でもよく覚えています。スペイン語は何も話せない状態で来ました。もちろん生活面でも、フットサルにおいても文化が全く違います。スペイン2年目からは、チームメイトのおかげもあって、だいぶこっちの文化にも慣れてきて、試合でも自分のプレーをチームに出すことが出来てきたのかなと思っています。1年目は本当に難しいシーズンでしたね、本当に」
大阪のエスタボンから19歳でスペインにやって来ました。中島さんにとって日本とスペインのフットサルの最も大きな違いはなんでしょうか?
「自分が12年間いたクラブを離れてパルーロと契約する決断をしました。もともとスペインリーグはSNSでよく見てましたし、僕の夢の舞台でした。フットサルの違いで言うと、本当に競争力の部分かなと。どんな練習であろうと、負けたらめちゃくちゃキレる選手がいたり。だけど、そういう選手を誰もなんとも思ってないみたいな雰囲気もあったり。練習中のファウルも含めて、僕がプレーしていた日本のチームとは、プレーの強度の許容範囲が大きいと思いました。スペイン人や他の外国人などそれぞれのキャラクターもありますけど、練習中のことをピッチ外に決して持ち込まない、そういう文化があったりしますね。練習中の選手同士での討論も、その頻度が違うかなと思います」
昨シーズンはチームの躍進と共に中島選手も11得点を決めました。1部昇格を達成するためには何が足りないと思いますか?
「昨シーズンは、クリスマス休暇まで確か3位か、4位か、上位につけていました。このままいけばプレーオフに行けるみたいな雰囲気がチーム内でありました。でしたが、主力だった2人の選手が冬に移籍してしまったことが、その後、プレーオフに行けなかった大きな要因になったと思います。自分もそういうチームの中でもっと違いをつくり、チームを助けられる選手でなければいけませんでした。昨シーズンは、自分の力不足を本当に感じました。具体的にはもっと得点のバリエーションを増やさないといけないなと思いました」
今季はここまでチームは中位にいます。何がチームの目的ですか?
「僕たちの目標は優勝ですね。ここ数試合は負けていませんし、各ポジションとてもいい競争の中練習もできていると思います。この優勝という目標に向かって、みんなで日々の練習からやっていくしかないですね」
チームとして同じ目的を持ちながら、指揮官が変わりました。メンバーも入れ替わりしたが、今季をどう捉えていますか?
「個人的にはパルーロに来てから3年目で4人目の監督になります。自分が本当にいい選手ならば、どの監督も起用してくれるので、毎日そういう選手になれるように、成長するために取り組んでいきたいと思います。今季のメンバーは昨季から半分か、それ以上の入れ替わりがありました。今年は比較的に若いチームだと思います。30代が3人だけで、他は22、23歳の選手が多いので。僕も含めて若い選手が責任感を持ってプレーしていかないといけないですし、そうあるべきだと思っています」


