原田快は、ショタでの1シーズン目、スペイン1部リーグでの1年目の終盤を迎えている。
2019‐2020シーズン以来のプレーオフ進出を決めた。
日本人アタッカーがプレーオフ前にこれまでの今シーズンを振り返る。
プレーオフ進出が決まりましたけど、チームの雰囲気はどうですか?
「決まったとはいえ、いつもどおり変わらないですね。結果も出たので、いい感じで練習が出来ています。『いい感じ』っていうのは、久々にプレーオフがあるからといって、変に緊張感があるわけでもなく、楽しくやる時は楽しくやって、真剣になる時はスイッチを入れて、(気を)締めてやる。今までのようにその切り替えがしっかり出来ています」
ショタがプレーオフ進出できた理由は何だと思いますか?
「失点数(29節終了時点で84失点 ※16チーム中、上から7番目に失点少ない)が少ないことだと思います。1試合平均失点が3点以下だと思います。僕はいなかったけど、昨季は失点数(リーグ30試合99失点)も今季と同じくらい少なかったけど、得点は今季ほど決められなかったと聞いています(今季ショタはレギュラーシーズンで29試合86得点、昨季はレギュラーシーズン30試合で76得点)。だから、今季は昨季勝てなかったゲームに1点差とか2点差の僅差で勝てていると思います」
ディフェンスが堅い要因は何だと思いますか?
「マンツーマンが完全に徹底されているのと、(ゴレイロの)アシエルのパフォーマンスがいいからだと思います」
まだ最終節、プレーオフが残っていますけど、ここまでの今季を振り返ってください。
「僕個人としては少しも思い描いていたとおりのことが出来ていないけど、チームとしては久々にプレーオフ進出を達成できたので、いいと思います。『試合に出る』っていう点に関しては悔しいし、難しいシーズンだけど、でもいろんな面でのレベルアップは実感として出来たと思っています。たとえば、戦術的に僕はこれまで3-1をベースにプレーしてきました。クアトロゼロをやってこなかったわけではないけど、シーズンを通して、そしてトップカテゴリーでこれほどしっかりクアトロゼロをやったの初めてだった。そういう戦術的な幅、どんな戦い方でも自分の特徴を発揮する、というのはすごく覚えることが出来たと思う。ディフェンスにしてもマンツーマンもそうだし、今季は多くのことを覚えました。覚えた上で、もっと試合に出ることが出来ればよかったですけど」
試合に出れないのはなぜだと思いますか。
「1対1の最後の球際の身体の強さだったり、ちょっとしたディフェンスの甘さだと思います」
コート外の話です。今季からはバルセロナからパンプローナと違う街で生活をしています。バルセロナの寮を離れて、料理、洗濯も全て自分でやらなければならない生活だったと思います。苦労はありましたか。
「お母さんが栄養士で、昔から横で見ていたので、ある程度の料理できるし、スペインでこれまで2年暮らしてはいたから特に不便を感じたことはなかったです」
プレーオフがあります。
「8点くらい決めます(笑)。なんて冗談でも言えません。コートに立てば、チームの中での自分の役割を果たす。それだけです」



