Entrevista Fabio Fiuza | Proneo Japan

フィウーザ「まだまだ夢は続く」

ブラジル人ゴレイロは9年前、ひとりで湘南にやって来た。

日本での10シーズン目を戦う今、彼は家族を持ち、日本人ゴレイロになった。

来日した当時から変わらず、湘南のゴールの前に立ち、さらには日本のゴールも守ることになった。

フィウーザに湘南について、日本について聞いた。

ーー2016年から湘南ベルマーレに在籍しています。日本で家庭を持ち、お子さんも生まれ、そして日本国籍も取得しました。最初に来日した時、今の生活を想像していましたか?

 

「日本に来た時、『クラブの歴史をつくりたい』と言いました。日本に着いた最初の日から湘南ベルマーレに来たことが正しい決断だったと確信していました。ずっと日本の文化、風習、礼儀に関心を持っていましたが、まさかここで家庭を築き、日本国籍を取得するとはとてもじゃないですが想像していませんでした。日本に来てすぐに妻と出会い『この人と家庭を築きたい』と思いました。時が経つにつれ、日本国籍取得が夢になり、それを叶えることができました」

 

ーー日本の生活でいまだに慣れないこと、もしくは驚いてしまうことはありますか?

 

「日本は今でも毎日、僕を驚かせてくれます。みんなの、人々の優しさには本当に感動しますし、特に子供たちや年配の方への尊敬はすばらしいと感じています。日本に来て9年が経ちましたが、まだまだ訪れたい日本の場所がたくさんあります。これからもこれまでのように少しずついろんなことを知っていきたいと思っています」

 

ーー湘南ベルマーレで10シーズン目となる今季は13試合を終えた時点で、8位です。今季のここまでの戦いを振り返って、何を思いますか?

 

「今季の前半戦はとてもいい試合ができたと思います。引き分けで終わった3試合も勝てる可能性が十分にありました。もし勝てていれば、僕たちは今もっと上位にいたはずです。ただ、もっと勝利を重ね順位を上げるためには改善すべき点があります。まだ試合はたくさん残っており、チームは必ず良くなっていくと思い、日々取り組んでいます。ホームでもアウェーでも、もっと多くの勝点を積み上げられるはずです」

ーーFリーグのシーズン・ベストファイブにこれまでに2度選出されています。ゴレイロとして最も大事にしていることはなんですか?

 

「これまでに2年連続でリーグのベストファイブに選出されたことは、とても嬉しかったです。他のシーズンでゴレイロのベストファイブの候補にノミネートされたこともあります。ただ、僕はいつも『この賞はゴレイロの僕だけのものではない』と言っています。チームメイトのディフェンス面でのプレー、献身、そして協力。監督、テクニカルスタッフが浸透させた戦術とコンディション管理。ゴレイロコーチとの日々のトレーニングとそのコーチング。そしてクラブ全スタッフのみんなのハードワークとサポートがあって初めてゴレイロは100パーセントの力をコートで発揮できるんです。だから僕がこれまで受賞してきたものは、湘南ベルマーレのクラブ全員で手にした賞だと思っています」

ーー2023年に日本国籍を取得し、初めて日本代表に招集された時から2年が経ちました。日本代表としてプレーすることには慣れましたか?

 

「日本国籍を取得して以来、日本代表に招集される度に、練習でも試合でも神様に感謝しています。ずっと夢見ていたことが、今こうして実現できているからです。ですが、まだまだ夢は続きます。アジアカップで優勝したいし、ワールドカップに出場したいです。日本代表で歴史をつくり、自分の存在を証明したいです。そのために毎日ハードワークをしていますし、必ず多くの成功をつかめると信じています。日本代表としてプレーできることは誇りであり、言葉にできない喜びです。この時間を1日でも長く楽しめるよう全力を尽くしていきます」

ーー日本で開催される10月の国際親善試合で母国ブラジルと対戦します。

 

「きっと、これまでにない特別な感情を抱くと思います。子どものころはブラジル代表のユニフォームを着ることが夢でした。でも日本に来て、その夢は日本代表へと変わりました。そして今、多くの人にサポートされて、それを叶えることができました。ブラジルと試合することは、本当に信じられないような体験になるでしょう。ブラジルは世界1の代表チームです。とても難しい試合になると思いますが、僕たち日本も強いチームです。今、大きな成果を出せるよう努力していますし、きっと素晴らしい試合になるはずです。2試合とも全力を尽くして、勝利を目指します」

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フィウーザ「まだまだ夢は続く」
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フィウーザ「まだまだ夢は続く」
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ブラジル人ゴレイロは9年前、ひとりで湘南にやって来た。 日本での10シーズン目を戦う今、彼は家族を持ち、日本人ゴレイロになった。 来日した当時から変わらず、湘南のゴールの前に立ち、さらには日本のゴールも守ることになった。 フィウーザに湘南について、日本について聞いた。
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